身体障害者のご夫婦の場合
夫 Aさん 60歳
妻 Bさん 58歳
ご夫婦が利用されていた訪問介護事業所の紹介で
妻の母親の後見申立をし、後見人に就任することになりました。
申立てに至る過程で、母親のこと、家族のことをお話しする中で
ご夫婦の直面している問題の相談もされるようになりました。
ご夫婦の今後の生活についても全般的にサポートしてほしい
と頼まれました。
こうしてご夫婦とも任意後見契約、及び任意後見契約が
発効するまでの見守り契約及び財産管理契約を締結しました。
付随してAさんの公正証書遺言も作成しました。
主な財産
Aさん 預貯金約400万円
Bさん 預貯金2500万円 不動産1000万円
契約に基づき次のように執務を行なっています。
定期預金や大口の預金は貸金庫を契約し管理しています。
家屋の修繕などまとまった出金が必要な場合は、振込みを代行しています。
2ヶ月に1度自宅を訪問し、暮らしぶりや健康状態などを確認しています。
電話は随時、お受けし、相談に乗っています。
尚、被後見人である母親は施設に入所しており、娘夫婦も母親のために必要な日用品
などを購入することがあり、このような母親への立て替え金(日用品代)を自宅を訪問する際
精算することも定例化しています。
契約に基づく費用は、毎月21,600円(税込)です。